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誤食は繰り返す・・・

夜間救急に来院される患者さんのおよそ半数が誤食といっても過言ではありません。それくらい、誤食の発生は多いです。 誤食の危険性は、おもに、以下に大別されます。 ①生物・化学的弊害としての中毒、アレルギー、胃腸障害など②物理的弊害としての残存、...
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除細動器の適応

自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator)、いわゆるAEDというものが普及し、いたるところに設置されるようになってだいぶ経過しました。AEDの良いところは、除細動が必要かどうかを判断してくれるとこ...
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死亡を確認するのも仕事です。

獣医師の仕事には、診療がありますが、何も生きている動物だけが診察対象ではありません。死亡を確認したり、検死(検視・検案・解剖)することもお仕事です。 昨日は、「今朝亡くなったんだけど、さっき動いた気がするので、本当に亡くなっているか確認して...
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心タンポナーデの患者さん来院

心タンポナーデは、心臓を包んでいる2層の膜(心膜)の間に体液が貯留し、心臓が圧迫される非常に危険な疾患です。 この状態を放置しておくと、発症後数十分~数時間で20%、24時間で50%、1週間以内に80%以上の患者が死にいたると言われているよ...
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万が一のリスク

滅多に起こらないけど、極稀に起こることを「万が一」という言い方をすると思います。厳密な意味合いや語源などは存じ上げませんが・・・仮に、確率を文字通りに10,000分の1だと仮定したお話です。 リスクについての説明 動物病院で診療を受けた際に...
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感電事故発生!

本日は、「感電」してしまったワンコが来院したお話をしたいと思います。 結果としては、不整脈等の心臓へのダメージ、神経ダメージによる肺水腫は「診察時は」なし。口唇付近に火傷をおっていたようです。その時は、何事もなく退院しましたが、48時間の厳...
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それは咳かもしれない・・・

何かを吐こうとして、でも吐かないという感じの「空嘔吐」を訴える患者さんがいらっしゃいました。 診察中の様子から、それは、「空嘔吐」ではなく、「咳」だと判明しましたので、あるあるとしてご紹介します。 犬や猫の病気で代表的な病気・・・ ネットで...
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安楽死

非常に賛否がある議題ですが、先日、安楽死を希望される方がいらっしゃったので、少しだけ触れたいと思います。その時は断りましたけどね。 安楽死の条件 1.患者が耐え難い肉体的苦痛に苦しんでいること2.患者は死が避けられず、その死期が迫っているこ...
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患者さんこないかなあ・・・は不謹慎?

タイトルが全てなのですが、、、今回は、ちょっとこのお話をしたいと思います。 まあ、なんというか、昨日は患者さんが来なかったので、こういうテーマになっただけなんですけどね。 獣医療という行為の善性 自己正当性というと、ただの主観、私見のように...
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誤飲・誤食した際の催吐処置について

以前、救急医療のおよそ半数は誤飲・誤食と述べたことがあります。感覚的に間違ってないと思うのですが、本日もまた来院されました。 今回は、オーナーが思い込んでいる誤解について少し述べていきたいと思います。 カーネーションを食べてしまった! お電...
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低体温のわんこが来院

今回は、低体温症のワンコが来院したので、お話ししたいと思います。 まさに救急で、放っておくと亡くなってしまう状態でしたが、なんとか無事にお返しすることができました。 低体温とは 定義は、おおむね、「35℃以下」とされていることが多いですね。...
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飼い主さんの呼称について

直接的な診療ではありませんが、今日は動物病院における「飼い主さん」の呼称について述べたいと思います。 完全に、個人の意見ですので、様々な意見があると思います。ただ、私なりの思い、考えがあってのことでの結論です。時代の流れや考えの変化によって...
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大量摂取もダメです

食べてはいけないわけではないけど、偏ってはダメ! 前回に引き続き、誤食?のようなものです。誤食!と断定していない理由は、「それ自体は食べてはいけないものではないから」です。これはどういうことかといいますと、偏食ですかね・・・量も含めて間違っ...
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誤食で来院

本日は、レーズンを食べてしまったという柴犬さんがご来院です。 動物には中毒性物資がある ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、犬や猫では食べてはいけない中毒物質があります。有名なところでいうと、チョコレートやネギ類などがありますが、「ブド...
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痙攣発作とのことで来院

痙攣は突然に・・・ 「急にバタッとたおれてバタバタしたんです!今から伺います!!」 そんな電話があってから、30分後、患者さんが来院されました。 我々からするとよくある症例なのですが、痙攣発作を初めて目の当たりにされる方はびっくりしますよね...
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